こどもは、料理、洗濯など家庭で日常親がやっている仕事に最も興味があります。小さいサイズの包丁を使ったり、小さなすり鉢で胡麻をすったり、ままごとではない実際の活動を通じてこどもは、身体の運動器官やその機能を発達させるのと同時に、「自分でできた」 という深い満足感を覚えます。この自信がこどもの自立心を発達させます。
「見る」 「聞く」 「触る」 「嗅ぐ」 「味わう」 この5つの感覚が最も発達するのは幼児期です。
こどもは絶えず動き回り、この五感を使って沢山の情報を蓄えていきます。
この五感をより洗練させるため、感覚教具を与えます。
こどもにとって 「数」 はとても興味のある世界です。
教具という具体物を扱うことで、系統的に1~10の概念、十進法の数の仕組み、などを楽しく理解していきます。
幼いこどもには、その環境にある言語を完全に身につける特別な能力があります。
ですからこの時期の言語教育はとても大切です。
私たちは 「話す」 「書く」 「読む」のプログラムに分けて、こどもが正しい言葉を身につけていく手伝いをしています。
「文化」 では、こどもの興味に応じて、「生物」 「地理」 「歴史」 などを学びます。
6歳近くなると顕著に現れる 「想像力」 の発達に伴い、知的好奇心が花開きます。
「文化」の活動は、この時期のこどもにふさわしい活動です。