上海美しが丘モンテッソーリ幼稚園は、モンテッソーリ教育を理念とし、お子様の自己発展のお手伝いします。

今年度は園児たちが作った作品の中でも、モンテッソーリ教育活動で行ったものを紹介させていただこうと思います。

　　モンテッソーリ教育活動の時間は一見、好きな玩具で遊んでいるようにも見えますが、子どもにとっては自分自身を成長させる時間であるので「遊び」とよばず、「お仕事」とよんでいます。

　　今月は「貼る」というお仕事の作品を紹介いたします。 

　　入園、進級の４月、園児にとっては、はじめての幼稚園、はじめてのクラス、はじめての先生、はじめてのお友達と「はじめて」づくしの時期です。

　　「はじめて」の環境での登園は、緊張しながら、にこにこ笑顔で、大泣きしながら、と様々な表情が見られます。登園後の身支度が終わった園児から「お仕事」に取り組みます。進級園児にとっては以前から知っている「お仕事」はほっとする時間でもあります。また新入園児にとっては興味津々の時間でもあるようです。

　　今回ご紹介するお仕事の作品は年少児が行ったものです。

台紙に描いてある図形と同じ図形の貼紙を選び、のり筆でのりをつけます。貼紙を台紙の形にぴったりと合わせて貼ります。子どもにとっては、同じ形の図形を色とりどりの紙の中から見つけてぴったりと貼ることが興味深いようです。実際、行った後に取り組んだ園児に「どうだった？」と聞いたところ「たのしかった！」と言っていました。全部で８種類の図案を用意していますが、その日は２つできあがり、家に持ち帰りました。少しずつ取り組んで全部できるといいですね。

「貼る」2枚の作品

見本（８種類）