上海美しが丘モンテッソーリ幼稚園は、モンテッソーリ教育を理念とし、お子様の自己発展のお手伝いします。

はさみを使う「切る」お仕事を紹介します。

１、はさみについて

まず、はさみについて子どもに話します。刃があるので正しく使わないと危ないこと、お友達に向けないよう注意することを説明します。

そして教師がはさみの握り方をゆっくりと見せてあげます。その後空切りをするとなお良いです。

２、線のない紙を切る

最初は短冊状の紙を切ることから、はさみの扱いに慣れていきます。

幼稚園に入ってはじめてはさみを使う子どももいます。

はじめははさみの刃のかみ合わせが悪く、うまく切れないこともあります。

はじめての子どもにとっては指先の使い方、目と手を共に使うことが難しい様子も見られます。

３、直線を切る

次に線に沿って切っていきます。直線を切り落としをしているところです。 

４、紙の向きをかえる、曲線を切る

さらに紙の向きをかえながら切る、曲線を切るお仕事に移ります。

５、複雑切り

そしてはさみの扱いが一通りできるようになると「複雑切り」というお仕事があります。

全部で３０種類あり、鋏の使い方も高度になってきます。（以下、見本） 

いろいろな形を切り抜いた後、台紙に貼っていきます。

こつこつと取り組む様子が見られます。

全種類できると綴じて、家に持ち帰ります。

その他、「縫う」お仕事の中では糸切り鋏を使って糸を切る作業も行っています。

これからいろいろな場面で使う道具、はさみを安全に正しく使うことをおぼえながら、いろいろな作品を作ることで親しむ、楽しむ様子が見られます。